皆さんこんにちは。アロワナ0514です。
我が家のペットの大多数を占める犬ですが、現在チワワ(19匹)+ミニチュアピンシャー(1匹)を飼っています。
飼い始めてから10年以上の老犬もいまして、今まで色々な病気・怪我を経験しています。
今回はチワワなどの小型犬がよくかかる病気・怪我などについてご紹介いたします。
以下のような事が分かる記事となっています。
・チワワなどの小型犬によく起こる病気・怪我の種類
・病気の症状
・病気の原因
・病気の対策方法
低血糖症
◆症状:低血糖症は血液内の糖分の濃度が低下してしいまい、体を動かすためのエネルギーが不足してしまう病気です。
◇原因:長い時間空腹状態が続いている場合。体が冷えている場合。消化不良などで栄養の吸収がよくない場合など。
チワワは活発に動き回る犬なので、食事から次の食事までの時間が長く空いてしまい、空腹状態で運動するとこの低血糖症になる可能性があります。
■対策:基本的に食事間の時間をあまり長く空けないのがいいです。
生後3か月ぐらいの子犬であれば、3~4時間に一度はミルクまたは食事が必要になります。
成犬であれば、6時間に一度は食事が摂れるようにしたいです。
もしチワワがぐったりしているようであれば、早急に獣医さんに診てもらうのがいいかと思います。
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)
なんだか難しい漢字がならんだ病名ですが、分かりやすくいいますと心臓病の一種です。
◆症状:心臓の中で血液の一部が逆流してしまい、初期の症状としては心臓音に雑音が聞こえる程度です。
病気が進行してくると、咳をしたりゼーゼーという音の入った呼吸となります。
最終的に、肺に水が溜まる肺水腫による呼吸困難となり、不整脈などによって突然死となる可能性もあります。
◇原因:心臓内の僧帽弁に変形が起こり、心臓の中で血液の一部が逆流してしまうことが原因です。
チワワなどの小型犬によく起こる病気のようで、犬の加齢とともに発生の可能性が高くなるようです。
■対策:発見の手掛かりは心臓の音となりますので、定期的に獣医さんに診てもらうことが薦められます。
・薬:内服薬がありますが、これは心臓の動きをサポートしたり、症状を抑える薬となりますので、薬は一生涯飲まなければいけなくなります。
・手術:最近では病気が進行してしまった場合は、外科手術を行うことも増えているようです。
2021年10月に突然死した我が家のポメラニアンですが、この僧帽弁閉鎖不全症を患っていて、毎日薬を飲んでいました。
症状としてはまだ軽い症状だったのですが、ひょっとしたら突然死の原因がこの僧帽弁閉鎖不全症からきたものなのかもしれません。
気管虚脱
◆症状:気管が潰れて変形してしまい、ゼーゼーと呼吸困難になったり、咳が止まらなくなります。
◇原因:詳しい原因はわかっていないようですが、肥満、吠えすぎなどが原因の可能性もあると言われています。
また首輪がきつすぎる場合も気管を圧迫する原因になる可能性もあります。
■対策:バランスのよい食事を摂り、定期的に運動をさせて肥満にならないように注意が必要です。
また不要に吠えないように、普段からしつけをしておくのも好ましいです。
散歩の際には首輪ではなく、胴輪でつないであげると気管に圧力がかからなくなります。
膝蓋骨脱臼 (しつがいこつだっきゅう)
◆症状:後ろ足の膝のお皿の骨がずれてしまうことによる膝の脱臼です。
膝が腫れたり、脱臼した足を上げて3本足で歩くなどの症状があります。
◇原因:チワワなどの小型犬によく起こる怪我で、もともと骨を形成する際に形成異常があった場合に起こる可能性があります。
また膝をどこかにぶつけて打撲したり、高い場所から落下した場合もお皿の骨がずれてしまう可能性もあります。
■対策:床にカーペットを敷いて滑りにくくしたり、高いところからジャンプさせないようにすることが挙げられます。
また太りすぎも膝に負担が掛かってしまいますので、肥満には注意が必要です。
角膜炎
◆症状:黒目を覆う角膜に炎症がおきた状態で、やたらと涙が出たり、目やにが多かったり、目の痙攣などが起きたりします。
◇原因:目に何かがぶつかったり、異物が目に入ったりすると起こります。
■対策:アクシデント(事故)の一つなので事前予防は難しいです。
日ごろから犬の目をよく観察してあげて、何か異常があれば早めに獣医さんにみてもらうのがいいかと思います。
尿路結石
◆症状:尿道に結石ができ、尿路が詰まってしまいます。
おしっこをするのに痛みがあるので通常以上に時間がかかったり、血尿がでるときもあります。
◇原因:食事のバランスや水分不足から結石ができやすくなったりもします。
また環境によっては、なかなかトイレに行かせない状況などが続くと尿路結石になる可能性もあります。
■対策:バランスのよい食事を心がけ、しっかりと水分を取らせてあげる必要があります。また日中はいつでもおしっこに行ける環境をつくってあげ、尿意を我慢させないようにしてあげるのがいいです。
尿路結石になってしまった場合、ウエットフードと呼ばれる水分量の多いドッグフードを与えることも推奨されています。以下、獣医さんにて推奨されているウエットフードをいくつかご紹介します。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
チワワによく起こる病気として代表的なものを6つ紹介させていただきました。
こう見てみると人間にも共通して起こり得る病気がほとんどだと思います。
対策としてはバランスのよい食事をとり、太りすぎを避けるということが当てはまってきます。
犬も人間と同じで、健康的な食事を摂り、適度な運動をすることによって病気を回避できるんですね。
また犬は言葉で病気を伝えることができませんので、飼い主の人間がよく症状を観察してあげる必要があります。
ちょっと様子が変だなと思ったら、手遅れになる前に早めに獣医さんに診てもらうのが早期解決のコツだと思います。
この記事がチワワなどの小型犬を飼っている方、これから飼おうかなと思っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
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