皆さんこんにちは。アロワナ0514です。
欧米を中心とし、現在は日本でもFIREを目指し資産作りをする人が増えてきています。
そういう僕自身も2020年ぐらいから本格的にFIREを意識し始め、 タイで生活しながらFIREを目指しているところです。
今回は、FIREを目指すようになって自分の習慣となったことをご紹介させていただきます。
今回の記事ですが、以下のような方に読んでいただきたく思っています。
・タイでFIREを目指されている方
・お金を貯めたいが、なかなか貯まらない方
・その他どなたでも
目次
FIREとは?
”FIRE”は、”Financial Independence, Retire Early”の略で直訳すると『経済的独立、早期リタイア』という意味の造語で、アメリカの若者を中心に流行っている生き方です。
『経済的独立』というのは、生活するにあたりお金に頼る必要がなく、お金の為に働くことをしないライフスタイルのことを言います。
アメリカで始まったFIREというライフスタイルですが、欧米へ広がった後、全世界に拡大しており、日本国内でもFIREを目指す人たち(主に若い世代)が増えてきています。
僕は現在44歳ですが、遅咲きながらもタイでできるだけ早く『経済的独立』をしたいと活動しているところです。
習慣化されたこと5選
1. 支出管理
数年前までの僕はお金の管理に非常にだらしなく、自分が何に幾ら使ったのかほとんど把握していませんでした。
それ以前に自分の収入に対して、何にいくらぐらい使えるのかという基本的なことすら分かっておらず、月の後半になってくると「あれ、なんで残りこれだけしか無いんだ」と自分にイライラしていました。
使える額も知らず、使った額も覚えていないという最悪のパターンで、適当に出入金を計算して、月末に残ってればラッキーという状態でした。
FIREを目指すにあたり、自分の家庭がどれぐらいのお金を何に使っているのかを把握する必要があるため、支出管理を始めるようになりました。
『支出管理』と書くと堅苦しいイメージがありますが、いわゆる家計簿です。
①食費、生活費、交際費、雑費などとカテゴリーを分けて何に幾ら使っているのかを把握する
②現在の支出に対して目標予算を立ててみる
③その予算に対して収まったのかオーバーしたのかの結果を確認
④オーバーした項目に関しては予算オーバーした理由を思い出し、次の月は改善できるように考える。
家計簿なのでフォーマットは何でもOKです。
シンプルにエクセルファイルで好きなように作ってもいいですし、ケータイのアプリを使って管理することもできます。
タイでタイバーツで入力のできるアプリでZAIM(https://zaim.net/home)という家計簿アプリがあり、僕はそれを利用しています。
ただタイでこのアプリを使う場合、銀行やクレジットカードの明細と自動リンクさせることができないので、ZAIMを使いつつ全体的なまとめとしてはエクセルで毎月の支出を管理しています。
支出を管理できるようになると、次の月の出費もだいたい予測できるようになり、貯金や投資にどれぐらい使えるかというのも分かるようになりました。
また支出に対する改善すべき点を自分にプレッシャーをかける目的も兼ねて、皆さまに各月の支出を報告するようにしています。
月初に前月の支出をまとめ報告しておりますので、またご覧ください。
ちなみに最新の記事は21年6月の分で以下となります。
まだ読まれていない方は↓からどうぞ。

2.節約習慣
1の支出管理とセットになるのが、『節約習慣』です。
支出管理をする際に、各カテゴリーでターゲットの支出額を決めます。それに対して、節約をして支出を抑えていくのですが、支出管理をする以前の我が家は非常に無駄遣いの多い家庭でした。
支出を管理するようになり、ようやく何にどれぐらい使っているのかがわかってきました。
そして我が家で無駄遣いの多い支出としてメスを入れたのが、以下の支出でした。
2.1 娯楽費
この娯楽費ですが、いろいろな費用が入っています。
電化製品、デパートでの買い物、家具などの買い物に使った費用です。
これらの買い物は「必ず必要なもの」ではなく、「あったらいいな」レベルの買い物なので、全て『浪費』となります。
まずこういった「必ず必要ではない」レベルのものの衝動買いをやめるよう、製品を見つけた初日で買うのではなく、最低2週間ぐらい考えてそれでも「どうしても欲しい」と思うのであれば少し前向きに考えるというようにマインドセットしました。
もともと「必ず必要ではない」レベルなのでほとんど場合は、1週間ぐらいするとその製品の事は忘れてしまいます。忘れてしまえば、必要なものでないし、買うこともなくなります。
2.2 外食費
FIREを意識するまで、我が家では毎週末のランチは外食にしていました。
だいたいビュッフェ系のお店で食べていたので1回あたり3,000ぐらいはかかり、月にすると15,000バーツぐらいを外食に使っていました。
最初の頃は娯楽のために外食してたのですが、だんだんそれが習慣みたいになってしまい、最後の方は別に外食しなくてもいいけど「週末だし外食するか」って感じで習慣として外食になっていました。
2020年以降はコロナの影響によって外食の規制も入り、外食もし難くなりました。
そのおかげもあってか、2020年4月以降はほとんど外食しなくなり、たまにテイクアウトをする程度になりました。
2.3 自己投資
自分への投資ということで、本やPC関係の器具はこの『自己投資』の枠に入れているのですが、一時期調子にのって本を買いすぎてKindleの中に読まずに忘れられた本が溜まったり、娘と自分の為に2台ノートPCを同時に買ったりとほぼ衝動買いに近い買い物ばかりでした。
いくら自己投資とはいえ、後先考えずに衝動買いをすべきではないので、この『自己投資』の枠は注意して管理するようになりました。
2.4 オンラインショップ
タイだとLAZADAとかShoppeeなどのいわゆる通販になります。
主に僕の場合は筋トレ前後に飲むサプリメントやプロテインを買っているのですが、ディスカウントの日になるといつも焦って「今買いだめした方が絶対得だ」と家に在庫がたくさんあるにも関わらず、追加でサプリやプロテインを買いまくって散財していた時期がありました。
多い時には家にプロテインの在庫が10㎏以上になったときもあるぐらいです。

溜まりまくったプロテインの在庫
サプリショップじゃあるまいし、民家で10㎏以上のプロテイン保存している家庭なんてそうそうないですよ。
今では、サプリもプロテインも本当に在庫切れになる直前に、必要な量だけを買うように徹底しています。
我が家の場合、まだまだ節約をしなければいけない点が山ほどありますが、焦らず苦痛にならない程度に節約に励んでいきます。
3.資産管理
FIREを目指すようになり、支出と同じようにしっかりと管理するようになったのが自分の資産額です。
不動産投資や株式投資はは以前からやっていましたが、どれぐらいの資産額を持っているのかを正確な数字は把握していませんでした。
FIREを目指し始めてようやく、我が家の資産の状況をはっきりとまとめることができ、
4.健康管理
FIREを目指すにあたり、健康についても気をつけるようになりました。
人生100年時代を言われるように、僕も冗談抜きで最低100歳までは生きたいと思っています。この100歳ですが、健康寿命で100歳です。
経済的自立ができたはいいけど、まともに歩けないとか病弱では残りの人生がもったいないですからね。
健康を保つために、十分な睡眠、定期的な運動、適度な食事を心がけるようになり、今ではそれが普通の習慣になっています。
5.食生活管理
4の健康管理にリンクしますが、FIREを意識し始めて食べる物や食べ方などにも気を使うようになりました。
以前はピザやハンバーガーなどのファーストフードが大好きでしたが、現在はほとんどの食事を自炊にしています。
自炊にすると食材も自分で決めれますし、調味料なども自分で調節できます。
決して外食を否定する気はありませんが、自炊は健康面以外にも、より安い食材でよい多い量を作ることができるので、2の節約習慣にも一役かってます。
余談ですが、お酒は3年前ぐらいから飲まなくなりました。
3年前までは、ほぼ毎日ウィスキーかワインを飲んでいました。
休みの日は午前から夕方まで飲んでる時もありました。
お酒をやめた理由ですが、3年前ぐらいに筋トレ中に大けがをして肩を大きく壊しました。
別にお酒とケガの治りに関係がある訳ではないのですが、酒を控えるとケガが早く治りそうな気がして試しにやめてみました。
ケガが完治するまで8か月ぐらいはかかったのでその間ずっと酒は飲みませんでした。
その時は、「本当にこのケガは治るんだろうか?」という心配の方が大きかったので、酒を飲みたいという気分にはならなかったのも断酒ができた理由かと思います。
結局、ケガが治ったころには、別に酒を飲まなくてもいい体になっていました。
今思うと、お酒も結構お金がかかりますので、自然にお酒をやめれてラッキーでした。
6.まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
FIREを目指す人ってケチケチしてひもじい生活を送ってそうと思われがちですが、そんなことはありません。
我が家はまだまだ節約すべき点がたくさんありますが、いままでが無駄遣いが多すぎたため、今は支出が少しスリムになった程度です。(まだまだスリムにしなければいけませんけどね)
あとFIREを目指して活動していると、金銭的にも身体的にも健康になっていくような気分がします。
ただFIREを目指すというのはメリットだけではなく、デメリットや失うものも当然出てくると思います。そういったネガティブな面に関してはまた別の記事にてお伝えしたいと思います。
この記事がFIREを目指している方や、お金がなかなか貯まらない方にとって少しでもご参考になれば幸いです。
ご質問、コメントなどありましたら『お問合せ』もしくはTwitter DMよりお気軽にご連絡お願いします。
コメント