住宅ローン利息VS投資信託の利益

タイでFIRE

皆さんこんにちは。アロワナ0514です。

僕は55歳までにFIREを達成を目標にし、自分の資産を拡大するために日々色々と考えています。

我が家で資産を増やすために、ポイントだと思っているのが以下の2つです。

・住宅ローンの処理

・投資信託額のアップ

今回は、『住宅ローンの利息』と『投資信託からの予測利益』を比較してみて、どちらに重点をおくべきかを考えてみました。

今回の記事ですが、以下のような方に読んでいただきたいです。

・タイで住宅ローンを組んでいる方

・タイで投資信託に投資している方

・FIREは目指していないが資産形成に興味のある方

・これから資産形成を始めようと考えている方

1. 我が家の住宅ローン

現在我が家では2軒の家に対しての住宅ローンが残っています。

・パタヤでの賃貸用戸建て

・ランシットの自宅

1.1 パタヤ賃貸用戸建てのローン

7月中旬に一部繰り上げ返済をしまして、現在ローン残額が約140万バーツになりました。

変動金利で銀行と契約をしているので、2022年7月までは金利2.89%、2023年8月から3年間は4.52%に戻ります。

2022年7月で全額を繰り上げ返済する予定で、約38,000バーツの利息となる予定です。

1.2 ランシット自宅のローン

現在ローン残額が約240万バーツあります。

変動金利で銀行と契約をしているので、2022年7月までは金利2.89%、2024年1月から3年間は5.35%に戻ってしまいます。

現在の予定では金利が2.89%に下がっている間にのんびり返済をし、2023年12月に残りを一括で繰り上げ返済する予定です。

今から約30ヶ月ありますが、期間で考えると約154,000バーツの利息となる予定です。

1.3 利息合計

2か所の住宅ローンをまとめると以下の表になり、利息として支払わなければならない金額が192,000バーツとなる見込みです。

物件ローン残推定利息完済予定
パタヤ賃貸1,400,00038,0002022年7月
ランシット自宅2,400,000154,0002023年12月
合計3,800,000192,000

 

2. 投資信託からの利益

2.1 インデックスファンドとは

特定の指数(インデックス)と同じ値動きするよう運用される投資信託のことで「インデックス型投資信託」や「パッシブファンド」と呼ばれたりします。

この指数というのが、日本だと「日経平均株価」や「TOPIX」と呼ばれるものです。

またアメリカの場合は、ニューヨークダウとかナスダックと呼ばれる指数などがあります。

インデックスファンドは簡単に言いますと、これらの市場で上場している企業の株価指数をグループ化したものに投資し、その指数の上がり下がりに連動して投資金額が上下するという仕組みです。


2.2 インデックスファンド投資銘柄

現在僕が投資しているインデックスファンドの銘柄は以下です。

①SCBS&P500-E(SCB銀行)

②SCBRMS&P500(SCB銀行)

③K-USXNDQ-A(カシコン銀行)

④K-US500X(カシコン銀行)

①②はSCB銀行経由で扱っている米国のS&P500という指数に連動したインデックスファンドです。

③はカシコン銀行経由で扱っている米国のナスダック指数に連動したものです。(米国のQQQと同じ)

④もS&P500指数に連動したインデックスファンドで、カシコン銀行が新たに21年7月から導入しました。実際に取引ができるのは21年8月以降の見込みです。

2.3 インデックスファンドからの利益(見込み)

僕がメインで投資しているのはS&P500に連動したインデックスファンドですが、

S&P500指数は年々上がっています。

(データ元)楽天証券経済研究所作成(2021年4月7日)Bloombergより引用

上記は過去30年の推移をお借りしていたもの、30年前の1991年と比べますと12.4倍もあがっています。

もちろん、リーマンショックやコロナショックで一時的に下がっている年もありますが、全体的にみますと近年大きく上がっています。

記事内では年率リターンの平均が+9.3%となっていますが、万一の暴落を考慮にいれて通常僕は平均+5%でのリターン見込みとして考えています。

+5%のリターンで考えても、実際に僕の投資できる金額から計算しますと2023年末までには50万バーツ以上のリターンは期待できそうです。(あくまで見込みですが)

よって我が家の場合、住宅ローンの金利が再度上がるまでは、インデックスファンド可能な限りに注力しておいた方が、あとあと利益として残りそうです。

3. 今後の方向性

①住宅ローン;

現在は金利が2.89%なので、高い金利に戻るまではのんびりと定額で返済。

賃貸用は22年8月に4.52%、自宅は24年1月に5.35%の金利に戻ってしまいます。

そうなると利息が一気に上がってしまうので、金利が戻る直前に繰り上げ返済をし、住宅ローンを終わらせる予定。

②インデックスファンド;

固定費、住宅ローンを引いた残りから、インデックスファンドへ投資。

住宅ローン終了後はさらに金額を増やし、インデックスファンドに全力投資。

4. まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

僕の不動産関連の記事を読まれた方は「こいつ、この前まではまずローンを処理するって言ってたじゃないか。」と思われた方もいるかも知れません。

スミマセン、確かに以前は「まず第一に住宅ローン処理」と考えていたのですが、

今回『ローンの利子』と『投資からの利益』を比較してみたところ、今投資に回しておいた方が、最終的にプラスになりそうだったので、急遽方向性を変更しました。

この考え方で本当に正しいかどうかは、しばらくモニターしてみて考えます。

僕と同じように、住宅ローンと他の投資を天秤にかけている人はいるかと思います。

色々と計算してみて、ご自分にとって一番利益になりそうな方法でローン返済、投資などを進めていくのがいいと思います。

ただ投資のリターンというのはあくまで机上の計算でしかありませんので、自分の考えが本当にあっているかどうかは、毎月状況をモニタリングして判断していくのがいいかあと思います。

この記事がタイで住宅ローンを抱えている人やタイで投資信託に投資されている人の参考に少しでもなれば嬉しいです。

ご質問、コメントなどありましたら『お問合せ』もしくはTwitter DMよりお気軽にご連絡お願いします。

 

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